全自動洗濯物たたみ機について考えてみた 時間という視点から
ネットサーフィンをしていたら、全自動洗濯物たたみ機というものが開発されて、製品化されるようです。
AIが組み込まれていて、いろんな形状の服やタオルが自動でたためるようです。
/ Laundroid 1は、セブンドリーマーズがパナソニック、大和ハウス工業とともに設立した合弁会社で開発されている衣類折りたたみマシン。洗濯物を画像解析してどんな衣類かを見分け、人工知能(AI)が衣類の種類から最適なたたみ方を選択、学習機能によりたためばたたむほど全自動衣類たたみ機として成長するとのこと。
別の記事です。
ここである文が目にとまりました。
それは、
洗濯物を畳む時間は一生で9000時間。375日を解消するランドロイド
という文章です。
一生で375日。つまり1年とちょっとの時間を洗濯物をたたむ時間に人は使っているということです。
こう考えてみると、私は特に洗濯物をたたむことが嫌いだったり、苦手だったりする人にとってとても便利な機器だと思います。正直、欲しいです。たたんで整理までしてくれるのですから。
別の見方もあります。
かつて、全自動洗濯機も炊飯ジャーもなかった時代は、それに伴う時間を膨大に取られていたわけです。お風呂だって、火加減を調整する時間が必要でした。
しかし、今は多くの日常生活を助ける機器が存在し、昔に比べて時間を捻出することはたやすくなったはずですが……
多忙感を感じている大人は多いのではないでしょうか?
洗濯物をたたむという行為はマルチタスクができる仕事です。例えば、洗濯物をたたみながら我が子と会話を楽しむ、音楽やテレビを楽しむといった具合に。
そういった意味で息抜きの時間にもなり得るわけです。
せっかく洗濯物を自動でたたんでくれる機器を導入しても、それで浮いた時間を幸せな時間に使えないとしたらもったいない。
大切なのは生きているうちにどれだけ幸せな時間を作ることができるかだと思います。
それにしても技術の進歩は圧倒されます。
運転も自動化される将来、何を自動化させるかの洗濯は、個人個人として考えるべきです。それがそのままその人の生き方になります。