人に期待しない。デジタルにも期待しない。

年末、お正月にかけて幾つかの本を読みました。

主にビジネス書や自己啓発本が多かったのですが、複数読んでみると、それぞれの著者の主張の中に共通点が見えてきます。

また、一見、反対のことを言っているようでも、実は同じ内容だったり、見方を変えてみただけだったりというふうに、物事には普遍の法則が確かに存在しそうです。

その中で、自分が気付いた普遍的な法則は、「人に期待しない」ということです。

普通は、人に期待しないなんて、相手に対して失礼だと思えるのですが、もし、人に期待してそれが叶わなかったら、裏切られたら、どんな気分になりますか？

人に期待すると人が期待をしてくれない事をしたときに自分は絶望してしまう。なんでこうなってくれないの！　と自分の価値観を押し付けてしまう。

逆に期待したことを人がやってくれると、自分が嬉しくなる。

これって絶望と喜びを人に委ねている状態ですね。

つまり、自分を絶えず他人にコントロールされてしまっているということを意味します。

今、周りの家族、友人、恋人に期待していることを頭に思い浮かべてみましょう。

そして、それらを全部無くしてしまいましょう！

するとどうでしょう。自分は自分になり、他人の影響力を受けない無の状態になります。なれるような気がします。多分、きっと。

デジタルも同じかな？　と考えます。

次はこんなスペックで、こんな機能を備えて、こんなデザインでと追い続けていくと、多分、どんどん欲が高まり、常に満足いかない状態になってしまう気がします。

次の新機種は！　といつも追いかけてしまい、新しいガジェットが出るたびに買い換えようとします。買い換える理由をいくつも見つけようとします。こういった生活は、私も送ってしまっていますので、今後は気をつけていきたいと思います。

今、持っているデジタル機器を大切にします。思うような動きをしないガジェットでも期待せずに付き合っていきます。

と言いつつ、きっと今年も新製品を追いかけていくと思います。でも、上のような気持ちは常に忘れずにいきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。